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【やる気は幻想?】

今日の記事はスタンフォード大学

心理学者のマクゴニガル先生が書

いた、

「スタンフォード心理学講座

人生がうまくいくシンプルなル

ール」

という本を読んで 感じた事を

シェアする内容です。

 

この本の中で私が最も「なるほど」

と感じた事は「やる気は存在しない」

という事です。

 

やる気というのは科学的な根拠はなく、

「幻、幻想」だと言うのです。

何かをする気力がない時に

「今日はやる気が湧かないな、

どうしたらやる気になれるかな」

と考える事が 多く、知らないうちに

「やる気依存」になっている事が多い

との事。 ありもしない「やる気」を

頼りにするのは、あまりに不確実だっ

たなと感じました。

 

本によると、「やる気がない」と感じる

原因は目標に対して「具体的に何をし

たら良いかわからない。」 という状態

を示すのだそうです。

 

なるほど、と目から鱗が落ちました。

「やる気がない」という状態を脱する

方法は、目標(仕事でもプライベート

でも)に対して 具体的な行動を考える

事だそうです。

(書き出しすると更に良い。)

 

その行動は大きな事でなく、小さけれ

ば小さいほど行動に移しやすいので良い

とされています。

 

例えば「富士山に登ろう」と思っていた

とします。 大きな目標なので腰を上げる

のが重くなってしまうかも知れません。

 

しかし、山に登るまでの行動を細分化

すると、最初にする事は「登山できる

シーズンを調べる」ことかも 知れません。

 

調べるだけならスマホで調べるだけです。

外出する必要も何かを準備をする必要

もなく、実行することができます。

 

登山ができるシーズンが分かったら、

自分のスケジュールと照らし合わせる

など、次の行動へと 繋がっていくという

訳です。

 

起業や、部屋を綺麗にする、という目標

でもすることは同じで行動を細分化して

みると良いでしょう。

 

千里の道も1歩から、という言葉もある

ように大きな山に登るには小さな1歩を

進めていくしか ないのですね。

 

もう1つ、とても大切なポイントがあり

ます。 小さな行動1つ1つを自分の喜び

や満足と紐づけるという事です。

 

例えば、丁寧に行う事に喜びを感じる人

は、綺麗な資料を作ったる。 効率よく

進める事に喜びを感じる人は、どうし

たら効率良く進めていけるかを追及しな

がら行動する、など。

人に開示するのが好きな人はSNSを使っ

て進捗状況を公開するのも1つの手です。

 

同じ行動をするにしても、何と紐づける

と喜びが増すのかは人により様々です。

 

自分が何に満たされるかを知って、小さ

な行動を積み重ねられたら、幻想である

「やる気」に左右されず、 自然と大きな

目標に近づいて行けるのかもしれませんね。