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【肌フローラを育てよう】

「肌フローラ」という言葉をご存知

でしょうか?

 

あまり聞きなれない言葉かも知れませんが

「腸内フローラ」と同様にお肌の棲む常在

菌のことです。

 

その数は30種以上といわれその働きにより

主に3種類に分けられます。

1 善玉菌

2 悪玉菌

3 日和見菌

 

上記の構成は実は腸内フローラと同様です。

 

もっとも腸内フローラの種類は1000~

3000種類とも言われ その数は肌フローラ

よりはるかに多く、影響を与える臓器も

多種にわたります。

 

腸内フローラも肌を(もしくは健康を)

考えるうえで欠かせない大切な要素

です。

 

腸内フローラは健康だけでなく人の性格に

まで作用すると言われています。

話を肌フローラに戻します。

紹介した3つの菌の働きですが

1 善玉菌:肌に有益な働きをする菌

2 悪玉菌:肌に有害な働きをする菌

3 日和見菌:環境や条件によって

有益にも有害にもなる菌

 

3の日和見菌は不思議な菌で通常は善玉菌

の働きをしているのですが何らかの影響

で悪玉菌が増えた場合 (ストレスなど)

悪玉菌の働きに似た働きをするように

なります。

 

日頃のストレスケアを見直し、自分にあった

発散方法をいくつかストックしておけると良

いですね。

 

体や心にはっきりとした症状がでる前にそれ

らを実行していきましょう。

 

善玉菌を増やし悪玉菌を増やさないようにす

る、そして日和見菌を味方につける事が健康

な肌(美しい肌) を保つ大切な要因となりま

す。

 

バランスのとれた状態ですと肌のバリア機能

がしっかりと働き、外部の有害なものから肌

を守り自ら肌を整えていく事ができるように

なります。

 

肌フローラのバランスが整っていたら、たく

さんのお化粧品でお手入れをしなくても肌は

健やかに保たれる のです。

現在は清潔志向がとても高くクレンジング

や洗顔で本来洗い流す必要のない善玉菌まで

洗い流し 善玉菌が嫌う合成ポリマーや石油

由来の合成界面活性剤をを含む化学化粧品

で保湿をするが多々あります。

 

自ら肌を健康に保てない環境を作ってしまっ

ているのですね。

 

これでは化粧品を使ったその時は綺麗になっ

たと感じても、その場限りで肌の根本を健康

に保つことには つながりません。

できるだけナチュラルなもので作ら

れた化粧品を使うことで自ら潤う肌

を作っていきましょう。

 

使ってすぐに効果を感じられることは

ありませんが、「肌を育てる」という

気持ちで続けるとよいですね。

 

このように肌と付き合っていくことがで

きたなら、年齢を重ねるごとにお手入れ

が増えるのではなく どんどんシンプルに

なっていくことでしょう。

 

肌を作るうえでスキンケアででき

ることは全体の3割程度、と言われています。

 

残りの7割は食生活や生活習慣なのです。

「肌」だけに着目するのではなく

「生活全体」を見つめ直すことが最も

大切なのですね。