桜に優しいお花見を Life 7 like
春の訪れを知らせる桜。桜が咲くと一気に春めいて空気が華やぎます。お花見に桜への優しさをプラスしてみませんか?
春の訪れを知らせる桜。 春の訪れを知らせる桜。 桜が咲くと一気に春めいて空気が華やぎます。 咲いたと思ったら一瞬で散ってしまうその儚さが人を惹きつけるのかも知れません。
美しく咲く桜の下でシートを広げてするお花見はとても楽しいもの。 そんなお花見に桜への優しさをプラスしてみませんか?
できるだけ近くで桜を楽しみたい気持ちを少し抑えて、できるだけ桜の木から離れて お花見を楽しみましょう。 1人ひとりの体重は大きくなくても、大勢の人が集まった時の重さはなかなかのもの。
しかも全員が足踏みをしている状態なので、どんどん土が硬くなってしまいます。 土が硬くなると地中に蓄えられる空気が薄くなり、根から呼吸がしずらくなってしまうのです。 できるだけ桜の根の部分へ近寄ったり、座ったりしないようにしましょう。 遠くから楽しむ桜も美しいものです。
ちなみにお花見は古来から続く日本古来の風習ですが、奈良時代は中国から入ってきた 梅を眺めるのが主流だったそうです。その頃は貴族が楽しむ行事でした。
お花見に桜が主流になったのは平安時代でもともとは農民が行う豊作祈願の行事でした。 その証拠に奈良時代の万葉集では梅を詠んだ歌が桜を詠んだ歌より多く、平安時代の古今和歌集では 桜を詠んだ歌の方が多くなります。 江戸時代になると庶民にもお花見の文化が広がり今につながったそうです。
古くから伝わる季節の行事であるお花見に小さな優しさを。